有伽堂きりんのブログ

算命学鑑定・算命学にまつわるあれこれを中心に綴っています

<禄存星・司禄星>算命学の星が持つ特徴とは?/宿命図(陽占図)編

算命学鑑定でその人の性質をみるときは、まず生年月日を使って「命式図(めいしきず)」と「宿命図(しゅくめいず)」の二つの表を出します。命式図は別名:陰占図(いんせんず)といい、宿命図は別名:陽占図(ようせんず)または人体図ともいいます。

 

今回はこの宿命図の方にある「星」の中から、「禄存星」と「司禄星」の特徴についてご紹介いたします。自分の宿命図内にこの星を持っているという人は必見です!!

<もくじ>

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算命学の「星」は天体のことではありません

通常「星」と聞くと、夜空に輝くアレですよね。同じ占いの一種である西洋占星術では星座や天体に意味を当てはめて人の性質を出していきます。しかし算命学(東洋発祥の占い)で使用する「星」とは星座や天体のことではなく、人間の体内や万物の内に宿る目に見えない「気」や「エネルギー」のことです。厳密にいうと「気やエネルギーのようなもの」であり、目に見えない・言葉で表しにくいので、便宜上「星」と呼んでいると思っていてください。

 

そして、今回は算命学で使われる星の中から「禄存星」と「司禄星」についてご紹介します。しかし「そもそも宿命図ってなに?」という方は、まずはこちらの記事からご覧ください。

算命学の表の見方・宿命図(陽占)編/仕事も恋愛も算命学でその傾向がわかる!?

 

算命学の用語は漢字が難しくて頭に入ってこない!!という話はよく聞きますので、逆に漢字だからこそ持てるイメージをふくらませながら説明していきたいと思います。

 

禄存星は「奉仕の星」

 「禄存星」は「ろくぞんせい」と読みます。

「禄」は「さいわい(恵み)・財(持っているもの)」を意味する言葉です。「存」には「ある・たもつ・おもう」のほかに「いたわる」という意味もあります。つまり禄存星は「自分の財をもって人をいたわる」という特徴を持つ星です。

 

【属性】陰陽:陽、五行:土の気、本能:引力本能

禄存星は万物がみなつながって広く茂り、奮い立っていく様を基調とする星です。禄存星を持つ人は、あらゆるものを包みこみ、広く公平に他者を愛する人といえます。

*基本キーワード/愛情、奉仕、同情、自意識、自己顕示、経済力、博愛主義

「回転財」といってお金が無くなると入ってくるという運勢で、大金は貯まりませんがなんだかんだでお金に困りません。 

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禄存星が宿命図の中央にある人は、愛情深い、義理人情に厚い、面倒見が良い、親切、奉仕型、尽くされるより尽くしたい、人も好きだが自分も好き、お金に困らない、回転財、お節介、異性に弱い、惚れっぽい、八方美人、自意識過剰、自己顕示欲高めなどの特徴があります。

 

北にある人は自意識が強まります。大きな包容力を持つ人ですがその器の大きさは人間性に左右されます。力量があれば人のために本当に良くしてあげるけれど、逆だと優柔不断だったり、人の同情を引こうとするような行動にでることも。また、宿命図内の北の部屋は目上の人とのかかわりを表す場所です。基本的に気が利いて付き合いやすい人柄ですが、意外と目立ちたがり屋なので胸の内では一目置かれたい・褒められたいと思っています。

 

南にある人は博愛精神が強まります。博愛とは「広く平等に愛すること」です。困っている人を見過ごせないので人から頼まれると断れない人の好さがあります。また、宿命図の南の部屋は目下の人とのかかわりを表します。面倒見が良くて人当たりもいいので人望が集まりやすいです。しかし世話焼き過ぎてお節介になる場合も多々あります。

 

東にある人は自己顕示欲が強まります。自己顕示欲とは「他人から認められたい」という欲望のことです。宿命図の東の部屋は社会とのかかわりを表す場所なので、同僚や友人・恋人などの人間関係や仕事に関する意味合いが大きくなります。仕事やかかわりのある人すべてに愛を注ぎ、人から感謝されることが生きがいになります。そのため、職場で重宝されますが頑張りすぎて過労になることも。とりわけ異性の頼みに弱くて惚れっぽいです。

 

西にある人は奉仕精神が強まります。宿命図の西の部屋は家庭とのかかわりを表す場所になります。家庭をなにより大事にして愛する家族に一生懸命尽くします。ただし家族に喜んでもらうことで自分の存在価値を見出しているところがあるので、家族からの喜びや感謝の気持ちを認識できないと不満が募ります。無視されるのが一番キライです。

 

*宿命図に複数持っている人

禄存星が2つある人は、司禄星の性質が加わり、集団行動も単独行動もできます。ただ周りから見ると何を考えているのか掴みづらいです。

禄存星が3つある人は、親切心が増すのと同時に強情さも増すので、自分が良かれと思ったことでも相手からしたら有難迷惑になる場合も多いです。保守的で堅実。自意識がさらに強まり、目上の人との折り合いは悪くなります。

禄存星が4つ以上ある人は、世の中がすべて自分のために回っているような感覚になります。他力本願であり、いっそ自分でどうにかするよりすべて人任せにしておいた方が何事も上手くいきやすいです。大金が手に入りますが、そのぶん持ち出しも多くなります。

 

司禄星は「堅実の星」

 「司禄星」は「しろくせい」と読みます。

「禄」と「司」の文字通り、司禄星は「自分の持ち物をきちんとコントロールする(司る)」という特徴を持つ星です。

 

【属性】陰陽:陰、五行:土の気、本能:引力本能

司禄星は万物を包み育て、乱れを正していく様を基調とする星です。司禄星を持つ人は、まっすぐで折り目正しく、堅実に蓄財をしていく人といえます。

*基本キーワード/堅実、誠実、真面目、蓄積、貯蓄、家庭第一、努力家

お金に困らない運勢。一攫千金はなりませんが少しずつ確実に財を増やしていきます。 

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司禄星が宿命図の中央にある人は、安定志向、堅実、誠実、家庭的、愛情深い、身内を大事にする、温厚、優等生、保守的、辛抱強い、コツコツ努力型、貯蓄が得意、合理的、地味、心配性、勝負弱い、気が小さい、ユーモアに欠けるなどの特徴があります。

 

北にある人は安定志向が強まります。安全・安心を求めるので手堅い職業に就きたがったり、結婚願望が強いです。また、宿命図内の北の部屋は目上の人とのかかわりを表す場所です。ここに司禄星があるなら、目上の人(親や上司)の言うことを守り、確実に目的を果たしてくれるので非常に重宝されるでしょう。

 

南にある人は保守性が強まります。常識的で温厚。面倒見はいいですが、生真面目で面白みに欠けるところがあります。宿命図の南の部屋は目下の人とのかかわりを表していて、ここに司禄星があるなら几帳面で優しいので教育係にピッタリです。とくに自分の子供を非常に可愛がります。ただ心配性で過干渉です。

 

東にある人は堅実さが強まります。宿命図の東の部屋は社会とのかかわりを表す場所なので、同僚や友人・恋人などの人間関係や仕事に関する意味合いが大きくなります。真面目で人当たりもよく、与えられた仕事を確実にこなします。ただなんでもそつなくできてしまうがゆえに、特化した才能に気が付きにくいのが悩みの種になります。

 

西にある人はいわゆる家庭人です。宿命図の西の部屋は家庭とのかかわりを表す場所になるので、ここに司禄星があるならとにかく家庭の幸せを第一に考え、家族にたっぷりと愛情を注ぎます。もはや家庭のことはこの人に任せておけば万事大丈夫といえるほどです。ただなかなか常識の枠から抜け出せないので、家族の性質によっては窮屈な思いをさせる可能性もあります。

 

*宿命図内に複数持っている人

司禄星が2つある人は、禄存星の性質も出てきます。家庭への想いがさらに増すことで、とくに子供や孫には依存的なほど溺愛する可能性が。

司禄星が3つある人は、それぞれの特徴がさらに強まり、よく気が利くうえに実行力が上がります。ただ用心深さも増すのでなかなか本心を人に見せず、何を考えているのかわかりにくいです。

司禄星が4つ以上ある人は、これまでの蓄財の要素とは反対に「放出財」といって財がなくなることへの不安がなくなり、入ってきたぶんをそのまま使ってしまうような性質になります。頑固さが出てきて実にならない無駄な行いが多くなるといわれています。
 

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禄存星・司禄星のまとめ

禄存星と司禄星は、五行が同じ土の気に属し、陰陽一対になります。どちらも引力本能を司り、人やモノを自分のもとへ引きつけたいという意識がはたらいています。土の気は「愛と財」のシンボルでもあり、どちらもお金には困らない運勢を持ち、家庭的な星です。結婚相手には宿命図の中央か西の部屋にこのどちらかの星を持っている人はおすすめです。

 

わたし個人のタイプでいうと、司禄星さんだと真面目過ぎちゃうので禄存星さんの方がいいかな~なんて思ってみたり。何様だよ!

 

どちらの星も基本的に真面目で誠実ですが、それゆえはっきり言ってしまえば「地味」さが否めない部分はあります。(地味なのが悪いわけではないし、他の星との組み合わせにもよります)

恋愛でいうと司禄星さんは「いい人なんだけど~(その先が…)」って言われがちです。禄存星さんは相手に尽くし過ぎてダメ男・ダメ女を製造しがち(笑)

 

ただ何度も言いますが、結婚相手にはばちくそ理想的です。

また職場にいれば大変有難い存在でもあります。

 

それぞれに良さがあって、欠点があります。それが個性です。

「自分はどんな人物なのか」を考えるときの参考にしてみてください。

 

▼自分の性質を詳しく知りたい方はこちら▼