算命学の陰占図を構成する干支は全部で60種類。それぞれが持つ特徴はどんなものなのでしょうか。
14番【丁丑】ひのとうし(ていかのうし)
丁丑の干支を持つ人は、地道にでも確実に我が道をしっかり歩いていきます。大きな活躍を夢見るよりも、日常の小さな幸せの積み重ねを大事にして、それらをちゃんと愛おしく思える人です。
他人に対しては寛容で男女問わず好かれやすいです。しかし自分自身に対しては厳しさと頑固さが出ます。自分で一度「これ」と決めたことは最後までやり切る強さがあり、忍耐力に優れています。ただ反対に、途中で諦めてしまわなければならない事態になったときには自分の不甲斐なさが許せなくてひどく苦しむこともあるでしょう。
自分自身に対してももう少し寛大であってもいいかもしれません。
人間性にそつがなく安定しています。嫌味なく「普通」でいられる存在。ただ本人は自分が普通であることがコンプレックスになりがちです。なにも問題なく安定して日常を送れること、大切な人が当たり前いること、それを「普通」と呼びます。普通が一番尊いことに気づけるとより人生を愛おしく感じられるでしょう。
日干支が【丁丑】の場合
丁丑の日生まれの人は凝り性でコツコツ型です。クリエイティブな能力に長けています。やわらかな焚き火のような人。何もかも受け止めてくれる器量がありますが自分自身には厳しめ。トップに立つより補佐役向きで、安定していて信用のおける人です。金運がよい。
丁丑のイメージ
天干:丁
陰陽五行:陰火
象徴:釘を打つ様、停める
地支:丑
陰陽五行:陰土
象徴:紐を固く結ぶ様、冬の硬い土
<イメージ>
冬の透き通る空気の中でおこす焚き火のイメージ。厳しい環境の中だからこそ炎の美しさが際立ちます。「丁」は灯や炎のような、同じ火でも太陽を模した丙と違って、人の手によって生まれる火をあらわします。自ら強烈な輝きを放つわけではないけれど、だからこそ人間の営みに欠かせない創造性を携えています。
丁丑へのアドバイス
ラッキーカラー:青または緑
開運行動:畑仕事、植物を育てる、犬を愛でる
焚き火は燃料がないと燃えません。木性を補うことを意識してみてください。
さいごにめっちゃ余談だけど、きりんは「丁丑」ってみると焼肉やBBQを思い浮かべるくらいには食いしん坊です。丁=火、丑=牛、ほらね?
うまい肉は人を幸せにするでしょ。
「なんか上手くいってないな」「ツイてないな」と感じているならこれらをちょっと意識して取り入れてみてください。
そもそも「干支」ってなに?⇒「干支」という言葉を知っていますか?六十花甲子とは
▼算命学を学びたい人にはオンライン講座がおすすめ
▼本格的な鑑定を受けてみたい方はこちら