あなたは自分と好きな人との相性って気になりますか?
相手ともし趣味や好みが似ていたら「この人とは相性ピッタリ」と嬉しくなったり、その逆でケンカばかりしていて「わたしたち相性悪いのかな」と不安になってみたり……
有伽堂きりんの算命学鑑定ではオプションで相性鑑定もおこなっております。
が、しかし、そもそも相性の良し悪しってなんなんでしょうね?
そりゃ相性が良いから一緒にいるのでしょうけれども、相性が悪ければ別れるのかといわれるとそういうものでもありません。
というわけで、今回は算命学を基に「相性」について考えてみました。
<もくじ>
相性をみるには二人の命式を見比べます!
算命学で相性鑑定をするときに必要な情報は「自分の生年月日」と「相手の生年月日」です。この生年月日を使ってまずは二人の命式を出します。
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二人分の命式を出したら、命式内の天中殺・陰占図・陽占図のおもに3つに注目します。
(組み合わせは無数で複雑なのでここでは詳しく説明をしません。ご自身で知りたいと思ったら算命学の本を参考にしてみたり、実際に鑑定を受けてみてくださいね。)
まずは天中殺
天中殺は全部で6種類です。それぞれ「◯◯天中殺の人はこんな人が多い」とおおまかな特徴もあり、自分と相手の天中殺の組み合わせによってどんな関係性になるかなど、これだけでもいろいろわかるところがあります。
たとえば、画像の辰巳天中殺と申酉天中殺の組み合わせは、お互いに切磋琢磨する戦友のようなイメージです。ロマンチックにはならないかもしれませんが、信頼と絆でつながる関係が望めそうですね。
二人の陰占図をみる
陰占図(別名:命式図)でまずみていくのは、星(☆)マークがついている「日干」と呼ばれているところです。日干の五行によって自分が相手を支える側なのか・相手から支えられる側なのか、支えるのではなくて鍛えていくのか・相手から鍛えられるのかが判断できます。そのほかにも干支の組み合わせによって、発展しやすい、ケンカしやすい、好感を持ちやすいなどなどがわかります。
たとえばこの図でいうと、日干が同じなので立場としては持ちつ持たれつ、人格もわりと似ているんじゃないかなと思われます。ただしそれだけではなくて、図の組み合わせは結構複雑であり、この図の場合はたしかに精神的なつながりやご縁はあるけれども、それと同じくらいストレスやもめ事も多そうだなと読むことができます。
二人の陽占図をみる
陽占図(別名:宿命図)はその人の現実的・肉体的な特徴、つまり行動傾向をあらわしています。恋愛に特化していえば、東は恋人の傾向で、西が結婚・家庭の傾向です。なんの星がどの位置にあるかによって、その人がどんな思考を持っていて、どんな風に行動することを好むのかが判断できます。
たとえばこの図の場合、二人が持っている星や位置が似ていますね。共通の星が多い相手とは思考や行動に共通点が増えるので気が合いやすくなります。この図くらい星も位置もほぼ一緒だと「言わなくても相手の考えていることがわかる」くらいの域にいけそうです。
相性とは単純に良し悪しで分けられるものではない
相手との相性自体は上記のような方法で調べることが可能です。また基本的に天中殺や命式に共通点が多いと気が合いやすい傾向があります。気が合うということは「相性が良い」と言えるでしょう。
しかし、なかには性格が正反対なのに上手くいっているコンビも多く存在しますよね?これは正反対だからこその「相性が良い」という関係性になります。とくに算命学のような東洋系の思想が基になっている場合では、中庸(過不足なくバランスが取れている状態)を理想としているので、正反対ならお互いに足りない部分を補い合えてバランスが保たれる=相性が良いってわけです。
では、命式に共通点が多ければいいのか?正反対ならいいのか?そうじゃない場合は「相性が悪い」のか?
人の関係性とは、決してそんな単純なものでもありません。
命式が似ていればたしかに好みは合いますが、二人そろったときの作用も2倍になります。たとえば、もしあなたと相手が二人とも考えるよりも行動が先!という考えだった場合、二人の行動テンポは合いますが「二人で見切り発車して二人で転ぶ」ということもあり得るわけです。しかし、自分とは異なる考えの人と一緒にいれば「ちょ、待てよ、、」とその人がブレーキになってくれることもあるのです。
とくに天中殺が一緒だった場合、一緒にいて過ごしやすい相手ではありますが運気の波が似てくるので、良いときはものすごくいい感じだけれども落ち込むときは一気にどん底ってことにもなり得ます。
まぁ「同族嫌悪」という言葉があるくらい、自分と似ているというのは諸刃の剣でもあるのです。気が合っているうちは「運命の人」でも、一度関係が崩れると自分と似ているからこそ許せない!と一切妥協できなくなる可能性も少なくありません。
また、じゃあ命式が正反対の方がいいのかといえばそういう訳でもありません。正反対ってことは意見が合わないってことなので、実際は補い合うよりもイライラする機会の方が多いです。ケンカするほど仲がいいともいいますが、毎回毎回「わたしは右を選ぶ」に対して「俺は左」といわれたら腹が立つでしょう?
お互いに「相手はこういう人なんだ」と菩薩のような心で認め合えなければ、付き合っていくのになかなか難しい部分もあります。
結局は「自分が選んだ相手」が一番大事
ここまできて極論をいってしまえば、相性の良し悪しなんて結局のところ大した役には立たないのです。
そもそも相手と付き合うときに、命式や五行バランスを気にして付き合うわけではありませんし、付き合ってから相性悪いですよと占いで言われたからって別れるわけでもありませんよね。
だから一番大事なのは、自分が選んだ相手とどんな関係性を築きたいか、どうすれば上手くいくのか、を考え続けることです。そしてもちろん相手の人とちゃんと意識をすり合わせること。
有伽堂きりんの算命学鑑定では、オプションで「相性鑑定」も承っております。しかし、名称としてわかりやすく相性鑑定といっているだけで、中身は「あなたと相手がより良い関係を築いていくための傾向と対策」になっています。
自分がどんな人物なのかを知り、相手がどんな人物なのかを知り、こういうところは気が合うけれども、ここは意見が食い違いやすいから注意しましょう、といった内容になっているので、ぜひ付き合い方の参考にしてみてください。
ここまで読んでくれてありがとう。
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