算命学の陰占図を構成する干支は全部で60種類。それぞれが持つ特徴はどんなものなのでしょうか。
12番【乙亥】きのとい（おつぼくのい）
乙亥の干支を持つ人は、協調性が高くて世渡り上手です。しかし平等さにこだわるので上下関係の厳しい場所では過ごしにくいでしょう。全員が対等な立場で活動し合える環境か、実力主義で誰でも上を目指せるような場所が向いています。ただあまりギラギラとした野心は抱かず、自分にできることを自分に合ったカタチでコツコツ進めていく方がいいです。
長い年月をかけて一つのことに取り組んだ先で大きな成果を上げられる人です。何事も謙虚さと継続が大事。実生活に直結するような現実的世界よりも芸術や技術者のような精神的世の方が才能を発揮できます。
日干支が【乙亥】の場合
乙亥の日生まれの人は一般的に考えられる人生のルートから外れた起伏の多い人生になりやすいです。とくに家庭という枠組みと縁が薄い傾向があります。また、なんらかの持病を抱えやすいので体調管理には気を配ってください。自分のメンタルに影を抱えることとなる場合も。そんな中でどう自分の人生と向き合っていくかが課題となります。かえって世間一般でいう「普通の生活」を目指さない方がいいでしょう。個性的な人生の中でユニークな幸運をつかめます。
乙亥のイメージ
天干：乙
陰陽五行：陰木
象徴：うねりながら横へ広がっていく様、草花
地支：亥
陰陽五行：陰水
象徴：強いエネルギーを内包する核の部分、冬の水辺
＜イメージ＞
冬の冷たい池に沈む睡蓮のイメージです。慎ましい見た目とは裏腹に新しく芽吹くその瞬間に懸けて激しいエネルギーを内包しています。それが爆発したときのなにが起こるかわからない不安定さをコントロールするために、つねに自重し努力し続けることが大切です。
乙亥へのアドバイス
ラッキーカラー：赤
開運行動：日光浴、暖炉や焚き火にあたる、鳥を飼う(責任もってね)
とにかく「火性」を補うことを意識してください。
積極的な陽のエネルギーよりも、慎ましさや謙虚さのような陰のエネルギーの方があなたの魅力となってくれますよ。
「なんか上手くいってないな」「ツイてないな」と感じているならこれらをちょっと意識して取り入れてみてください。
そもそも「干支」ってなに？⇒「干支」という言葉を知っていますか？六十花甲子とは
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