算命学の陰占図を構成する干支は全部で60種類。それぞれが持つ特徴はどんなものなのでしょうか。
6番【己巳】つちのとみ(きどのみ)
己巳の干支を持つ人は、人当たりがよく柔和な雰囲気を出しつつ、こだわるところは絶対に譲らない芯の強さがあります。繊細さと図太さの両方を内包した複雑な人です。
人情に厚く、風流を好み、忍耐力もあります。強運持ちです。ただし、忍耐力は「ねちっこさ」にもつながります。不満はオモテには出しませんがわりと根に持ちます。とくに女性が持っていると良い干支とされてて、いわゆる良妻賢母となれますが早婚か晩婚かのどちらかになりやすいです。
生まれ持った運が強く、金回りもいいです。幼少期に厳しい環境であるほど大人になってから運が伸びます。反対に、恵まれた(不満の少ない)幼少期を送った場合には社会に出ると一度運が落ちますが、これが修行の役割を果たすのでそこで自力で這い上がっていける強さが身に付けば、徐々に運気は上がっていきます。
日干支が【己巳】の場合
己巳の日生まれの人は、身を置く環境が自分の運の良し悪しに影響します。できれば若いうちに少し厳しいと思える環境で一度揉まれてください。恵まれた環境にずっといられた場合は(それが悪いわけではない)、自分が人として成長できそうな長期的な目標を定めて最低でも10年はコツコツ頑張ってみましょう。親元にあまり長いこととどまらず、自立力を上げてください。
己巳のイメージ
天干:己
陰陽五行:陰土
象徴:規律を正す、秩序を整える
地支:巳
陰陽五行:陰火
象徴:ひと区切り、新たな始まり
<イメージ>
冬眠明けのヘビのイメージです。今までの事柄がひと区切りして新しい事象がはじまるところ。希望はあっても体はまだヒョロヒョロです。自力で生きていけるように精神的にも肉体的にも「筋トレ」が必要なのです。
己巳へのアドバイス
ラッキーカラー:赤色、黒色
開運行動:温泉、サウナ、海水浴、マラソン、水を飲む、家事
「忍耐力が試される修行のような行動」が開運につながります。
体を温めることと水を取り入れることを意識してみましょう。
「なんか上手くいってないな」「ツイてないな」と感じているならこれらをちょっと意識して取り入れてみてください。
そもそも「干支」ってなに?⇒「干支」という言葉を知っていますか?六十花甲子とは?
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