算命学の陰占図を構成する干支は全部で60種類。それぞれが持つ特徴はどんなものなのでしょうか。
4番【丁卯】ひのとう(ていかのう)
丁卯の干支を持つ人は、細やかな気配りができてよく気が利く人です。石橋を叩いて渡るようなところがあるので衝動的な行動はあまりしません。そのため、周りの人にやきもきされる場合も多いでしょう。ただし、よく考えるぶん始動するときには周りが驚くほどの大きな動きをすることがあります。
また、気が小さく現実的な人にみえますが中身はロマンチストです。そのため、自分の理想を求めながらもなかなか行動に移せないところに自分でも不甲斐なく思うこともあるでしょう。しかし、熟考し目標に向けてコツコツ努力していける力が長所でもあります。
日干支が【丁卯】の場合
丁卯の日生まれの人は、穏やかで気配りのできる人である一方で、執着心や嫉妬心を抱きやすいです。若い時分に平穏な日々を過ごしてきても50代以降には波乱に見舞われやすくなります。生きていく中で理想と現実のギャップにどう向き合っていくかがポイントです。また、肉親を大事に思う気持ちが強いのですが、親元を離れて自由に生きていく方が運が向いてきます。
丁卯のイメージ
天干:丁
陰陽五行:陰火
象徴:じわじわと燃え広がる様、灯火
地支:卯
陰陽五行:陰木
象徴:少しずつ繁茂していく様子、草花
<イメージ>
小さな火に燻されたお香の木(草)のイメージです。いい香りを出すまでにはじっくり時間をかけて丁寧に木を燻ぶらなければなりません。火が強すぎれば燃えてしまい、木が湿気ていればくすぶって終わり。自分を上手にコントロールする術が必要です。
丁卯へのアドバイス
ラッキーカラー:青色・緑色、黄色、赤色
開運行動:水槽を飾る、ガーデニング、陶芸品
理想と現実とのギャップ、他人への嫉妬心、地道なはたらきなどに対して、とにかく自分をコントロールしていくことが大事です。
「なんか上手くいってないな」「ツイてないな」と感じているならこれらをちょっと意識して取り入れてみてください。
そもそも「干支」ってなに?⇒「干支」という言葉を知っていますか?六十花甲子とは?
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