算命学の陰占図を構成する干支は全部で60種類。それぞれが持つ特徴はどんなものなのでしょうか。
10番【癸酉】みずのととり(きすいのとり)
癸酉の干支を持つ人は、子供のころから思考力、記憶力に秀でていて、賢く素直な子が多いです。頭の回転が速い、いわゆる「いい子」でしょう。しかし、知性はあっても品性が伴わない場合があり、その場合は効率を重視するだけのずる賢い人物になってしまいます。そうならないためにも、幼少期から道徳心や人の機微など知識だけではない人間性を育んでください。
また、人付き合いが上手く、世渡り上手なので、組織やチームで補佐役や参謀役として活躍できます。トップに立つよりは二番手・三番手向きです。
日干支が【癸酉】の場合
癸酉の日生まれの人は、歳を増すにつれて精神世界に興味が出てきます。信仰心が強くなり、神社仏閣、先祖供養(墓守)や葬儀にご縁がつながりやすく、家系を高めていくでしょう。また、人脈を大事にして友達と良い関係を築いていくことで運が上がっていきます。文才があります。
癸酉のイメージ
天干:癸
陰陽五行:陰水
象徴:原理や規則に基づいて計画を立てる様、はかる
地支:酉
陰陽五行:陰金
象徴:成就する、醸す
<イメージ>
清らかな水がさまざまな過程を経て酒に熟したイメージです。良質な酒を造るには代々受け継がれてきた手順と管理に加えて、その時々の変化に応じられる杜氏のセンスが必要です。机上の論理だけではなく経験も大事。
癸酉へのアドバイス
ラッキーカラー:青色(緑色)、赤色
命式の五行バランスを整えることが大事。黄色(土行)は水を濁らせるのでおすすめしない。
開運行動:オフ会やサークル活動(人との交流を増やす)、チームスポーツ
ただの頭でっかちではなくて、ちゃんと人の痛みもわかる「賢い人」になってください。
「なんか上手くいってないな」「ツイてないな」と感じているならこれらをちょっと意識して取り入れてみてください。
そもそも「干支」ってなに?⇒「干支」という言葉を知っていますか?六十花甲子とは?
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