算命学の陰占図を構成する干支は全部で60種類。それぞれが持つ特徴はどんなものなのでしょうか。
2番【乙丑】きのとうし(おつぼくのうし)
乙丑の干支を持つ人は、人生をじっくり歩んでいくマイペースな人です。努力家であり物事をコツコツ確実に進めていきます。ただし内面に葛藤を抱えて意外とぐるぐる一人で悩んでいるようなこともしばしばあります。
また、自分の道を貫いていく芯の強さを持っていますが、うらを返せば強力な頑固者ともいえます。表面上は柔和な印象があるので内面の融通の利かなさや執着心の強さに驚かれることも多いでしょう。しかも案外自分でもその頑固さが悩みだったりもします。
人間性としては争いごとは好まず温厚です。実直。そのかわり華やかさには欠けます。人生においても目立つ行動をするよりも堅実に生きていく方が結果的に充実した人生になるでしょう。
日干支が【乙丑】の場合
乙丑の日生まれの人は、年齢を重ねて経験を積み、実力が付いてくると活躍の場も徐々に増えてくるでしょう。したがって、大成するにはある程度の時間と努力が必要です。また、配偶者によってその運が左右されやすいです。相手があなたを尊重して後押ししてくれるような人物なら中年期以降には運が非常に伸びていきます。
乙丑のイメージ
天干:乙
陰陽五行:陰木
象徴:繁茂していく様、草花
地支:丑
陰陽五行:陰土
象徴:早春の湿土
<イメージ>
湿地帯に生える草花や苔のイメージです。大輪の薔薇のような華やかな花ではないけれど、野山を歩く足元にふと目に留まる小さな草花は、勇む心に落ち着きを与え、こちらが思うよりずっと丈夫で、じわじわとその存在を広げていく根強さがあります。
乙丑へのアドバイス
ラッキーカラー:青、緑
開運行動:畑や田んぼを耕す、焚き火、川釣り
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」謙虚さとコツコツとした歩みを止めないでください。
「なんか上手くいってないな」「ツイてないな」と感じているならこれらをちょっと意識して取り入れてみてください。
そもそも「干支」ってなに?⇒「干支」という言葉を知っていますか?六十花甲子とは
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