算命学の陰占図を構成する干支は全部で60種類。それぞれが持つ特徴はどんなものなのでしょうか。
9番【壬申】みずのえさる(じんすいのさる)
壬申の干支を持つ人は地頭がいいです。ただし、子供のころはあまりパッとしないうえに、その知的な才能が発揮されるには自発性が必要になります。親や周りが学びを促すのは逆効果。実体験に刺激されて知識欲が目覚めることもあります。
自覚と環境によって、学術に秀でた人物になるか、屁理屈評論家になるか、人間性が二極化しやすいです。
ひとたび興味が湧いたら何事にも意欲的に取り組み、非常にエネルギッシュに活動していきますが、反対に自意識が強いので人に意見されるのは苦手、誰かの余計なひと言で急激にやる気をなくす場合も多いでしょう。
日干支が【壬申】の場合
壬申の日生まれの人はエネルギッシュな努力家です。知性が高く、目標や目的のためには多少の苦労も厭わず挑戦していきます。見た目も華やかな人が多いです。しかし、やる気に満ちるのはいいのですが、身の丈に合わないことにも手を出したり、頭のよさが災いして屁理屈や批判で相手をやり込めてしまうようなところもあります。
壬申のイメージ
天干:壬
陰陽五行:陽水
象徴:妊む、物事が大きくなったり増えていく様
地支:申
陰陽五行:陽金
象徴:初秋の猿、伸びる、呻く
<イメージ>
川で水浴びをするサルのイメージです。毛皮に水滴が反射してキラキラを輝く様にはなんともいえない凛々しさと美しさがあります。季節は初秋。成獣となったサルはこれから繁殖期を迎えます。期待と緊張が入り混じるときです。
壬申へのアドバイス
ラッキーカラー:青(緑)、または、白(金)、
命式に土行が多ければ青(緑)、木行が多ければ白(金)
開運行動:日光浴、森林浴、人と交流する
興味があることには気が済むまでとことん向き合ってみましょう。「好きこそものの上手なれ」です。
「なんか上手くいってないな」「ツイてないな」と感じているならこれらをちょっと意識して取り入れてみてください。
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