算命学の陰占図を構成する干支は全部で60種類。それぞれが持つ特徴はどんなものなのでしょうか。
7番【庚午】かのえうま(こうきんのうま)
庚午の干支を持つ人は、さっぱりしていて闊達、裏表のない気持ちのいい人です。気が強く、自ら改革を起こしていく鋭さがあります。しっかりした人、積極的な人と思われることも多いでしょう。
とくに女性が持つと気の強さが目立ちますが、相当強い運も持っています。
故郷を離れる運勢であり、一人で自分の人生に向き合うことで運が伸びていきます。そのぶん胸の内にどことない孤独を抱えることとなりますが、その内面を隠すように表面上は明るく快活に振る舞います。そのように自分の孤独と上手に付き合っていくことで精神性が鍛えられもします。
肉親との縁が薄く、異性運も弱いです。周りからの援助があまり期待できないので、自分自身のスペックが人生を大きく左右します。そのうえ、強運と引き換えに自らの身をも焼き尽くすほどのエネルギーの持ち主。人間性を高めるにも、持てる激しさをコントロールするにも教養が大事です。物事を熟考し、学びの姿勢を忘れずにいてください。
日干支が【庚午】の場合
庚午の日生まれの人は、名誉や大成を手にできる可能性を持つ強い運勢です。「自立」を強く意識して行動してください。精神性が鍛えられることで、持ち前の聡明さや才能が開花していきます。守りよりは攻めの姿勢で、あれこれと手を広げるよりは一つのことを研ぎ澄ませていくような生き方でこそ輝いていきます。
庚午のイメージ
天干:庚
陰陽五行:陽金
象徴:現状を改めて不要を省いていく様、鋼鉄
地支:午
陰陽五行:陽火
象徴:燃えあがる直前の火種
<イメージ>
熱を加えて鉄塊から剣に研ぎ澄まされていくイメージです。あえて元の形状を崩し、芯を鍛えて無駄を省き、より鋭くしなやかな形に改めていきます。改革者。ただし物事を改革するには一人でも成し遂げようという胆力が必要です。
庚午へのアドバイス
ラッキーカラー:黄色(茶色)、黒色
開運行動:滝行、水泳、読書(勉強)
豊かな才能も明晰な頭脳があってこそ発揮されます。教養を育んでください。
自身の激しさに身を焦がしそうになったら水を浴びましょう。
「なんか上手くいってないな」「ツイてないな」と感じているならこれらをちょっと意識して取り入れてみてくださいね。
そもそも「干支」ってなに?⇒「干支」という言葉を知っていますか?六十花甲子とは
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