有伽堂きりんの算命学ブログ

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二人の行動領域から相性タイプがわかる!?算命学の相性診断

算命学では、命式(陰占図)の年干支、月干支、日干支の三点を結んで三角形にしたものを「行動領域」、別名「行動エリア」「宇宙盤」と呼び、この三角形の広さや位置で交友関係や考え方の傾向がわかるようになっています。そして、自分の行動領域と相手の行動領域を照らし合わせることで、二人の関係性の傾向を診断することもできます。

 

今回はこの行動領域を使った相性診断の方法をご紹介します。

<もくじ>

 

行動領域の出し方と読み方

まずは自分の命式を出してみましょう。

こちらのサイトでは、生年月日を入力するだけで自分の行動領域まで出すことができます!すごい便利!!

自分の命式を知る | 算命学Stock

たとえば、こちらのサイトから今日の日付(2020年11月23日)で命式を出すとこうなります。行動領域で使うのは左の「陰占」と書いてある図の方です。

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余談ですが、この命式をパッと見た感じ、今日生まれの方はチームワークより独立独歩でいた方が生きやすい人でしょうね~。親御さんはこの子は人当たりはいいけど協調性がイマイチなので子供のころは大変かもしれませんが、大人になって大成功を掴むのは案外こういう子だったりするからこの子のオリジナリティを大事にしてあげてくださいね。

 

さて、話を戻しまして、この陰占図は「縦読み」します。天干と地支を合わせて「干支」と呼び、この図の場合は右から「年干支」「月干支」「日干支」となっています。

この干支の組み合わせは全部で60パターンあり、それぞれ順番が決まっていて、図の「NO.」がその干支の番号になります。この干支60パターンを順番に配置した円の中に、自分の干支の番号を結んだ三角形が行動領域です。

それがこちらの図▼

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行動領域の見方はこちらを参照→算命学の行動領域からみたあなたの性格タイプは?

まずはこの方法で、自分の行動領域と相手の行動領域を出してみてください。 

 

行動領域から自分と相手の相性をみてみる

行動領域を使って相性診断をおこなうときは、自分の行動領域と相手の行動領域を重ねて、その三角形の重なり具合をみていきます。

一般的に二人の行動領域の重なりが大きいほど気が合いやすいということができます。しかし、相性というのは一概に重なりが広ければ良いというものでもなく、反対に重なりが少ないからダメというものではありません。

 

図の見方ですが、まず行動領域の円は4等分して4つの部屋に分けられています。上記のサイトの図では「第一領域」「第二領域」「第三領域」「第四領域」と書いてある部分が該当します。

 

相性診断でまず見ていくところは、自分と相手の「行動領域が重なる部屋はいくつあるか」です。重なる面積は狭くてもいいです。重なり合う部屋の個数で関係性を4パターンに分類できます。

 

3つ以上の部屋で重なる場合:恋人型

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こちらの例では、二人の三角形が第一・第三・第四領域の3つの部屋で重なり合います。このような場合をきりんは「恋人型」と呼んでいるのですが、この二人がもし恋人であるなら非常に仲のいいカップルと言えるでしょう。趣味や嗜好に共通点が多く、どこに行くのも何をするのも一緒。ラブラブのベタベタカップルに多い型です。

ただし注意点として、恋人としては最高の相性ですが、結婚となると二人だけの世界が強すぎて他人が入り込む隙がないので、自分や相手の家族が加わるとギクシャクしやすくなります。また将来的に自分の子供にまでヤキモチを焼く可能性もあります。

 

2つの部屋で重なる場合:理想型

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こちらの例では、二人の三角形が第一・第二領域の2つの部屋で重なります。個人的にはこのくらいが理想的な型かなと思っているので、きりんは「理想型」と呼んでいます。このような場合はお互いに気が合うと感じる部分も多く、しかしちゃんと他人が関わる隙もあります。恋人としても結婚相手としても「丁度いい」形です。

 

1つの部屋で重なる場合:自立型

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こちらの例では、二人の三角形が第一領域のみで重なっています。このような場合をきりんは「自立型」と呼んでいて、お互いが相手の言動に左右されない・されたくない自立した関係性になります。カップルにおけるラブラブ感はやや薄くなるかもしれませんが、夫婦として仕事と家庭を支え合うには非常に良い相性です。親と同居しても子供が多くても、上手くやっていけるでしょう。とくに共働きにはもってこいの型です。

 

まったく重ならない場合:自由型

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こちらの例では、二人の三角形は一切重なり合いません。このような場合をきりんは「自由型」と呼んでいて、これは住む世界が違う人間同士が一緒にいるという型になります。二人で協力して1つのことするのには向きませんが、お互いの意思を尊重し、それぞれ違う分野で活躍している者同士なら良い相性になります。相手に「あれしてほしい」「こうあってほしい」と望むようならうまくいきません。傍から見たらお互いに好き勝手やっているだけのように見えても、本人同士が分かり合えていればOK、という気概が重要です。

 

行動領域が三角形にならない人は?

行動領域は「陰占の年干支、月干支、日干支の三点を結んで三角形にしたもの」ですが、命式によっては三角形にならない人もいます。しかし行動領域が「線」になっても解釈は三角形のときと一緒です。2つの部屋にまたがっていれば「自立型」、どこにもまたがないなら「自由型」です。

 

 重要:相性の良し悪しは実際にはあまり関係ない

相性診断をするにあたり重要なことは、実際の人間関係において相性の良し悪しはあまり意味がないことを念頭に入れておくことです。

 

好きになった人と占いの相性が合わなかったからといって別れるわけではありませんよね?逆に、残念ながら相手があなたにとっていい人ではなかった場合でも、下手に相性がいいとなかなか離れなれない場合もあります。

 

有伽堂きりんの相性鑑定では、わかりやすく「相性」と言ってはいますが、実際には「相手とより良い関係を築いていくための傾向と対策」になっています。自分と相手の関わり方や理想とする関係性、気をつけるべき点などをまとめています。

 

また、今回のような行動領域からみる相性は、相性鑑定における一部でしかありません。実際はお互いの五行の相性・相剋、性質の違い、組み合わせの特徴などを総合的に読み解いていきます。

 

有伽堂きりんの相性鑑定は総合・基本鑑定のオプションメニューとなっていますが、一度総合・基本鑑定を受けたことがある方はいつでもご利用いただけます。

恋人、配偶者、仕事相手、親友などなど、あなたが大切な人をより大切にできるような鑑定になっていますので、興味がある方はぜひ有伽堂きりんの算命学鑑定を受けてみてくださいね。

ここまで読んでくれてありがとう。

 

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  • 作者:有山茜
  • 発売日: 2016/07/22
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