算命学の陰占図を構成する干支は全部で60種類。それぞれが持つ特徴はどんなものなのでしょうか。
5番【戊辰】つちのえたつ(ぼどのたつ)
戊辰の干支を持つ人は、人生を自力で切り開いていける強い精神と強運を持っています。芯があってブレない人。目的さえ定まればそれに向かってどんどん進んでいきます。進むときは馬のような進み方ではなくバスや戦車のような進み方をし、ときには人や荷物を乗せて、周りを巻き込みつつ、上手に使いつつ、押し進めていきます。
土壇場に強く、逆境に立たされても諦めない忍耐力と機転で、新しい突破口を見つけ出します。
ただし、ブレない反面、非常に我が強く頑固者です。絶対に自分の意思は曲げません。また自分の意見を正しいと思いがちなところも。真っ向から正論を主張して煙たがられる場合もあります。正論では人は動きません。もともと人当たりが良く、頭の回転が速い人なので、伝え方や共感力を身に着けると人間関係がより円滑になるでしょう。
日干支が【戊辰】の場合
戊辰の日生まれの人は、どっしりしていて頼りがいがあって、人の輪のリーダー格として活躍できます。しかし、幼少期には落ち着きがなく内向的な人も多いです。何事も成熟するまでには少々時間がかかります。仕事が好きですが、組織の一員というよりは自らの力量によって発展が望めるような環境で才能を発揮していきます。人生に変動が多く、財運はありますが散財もあるので最終的にはプラマイゼロでしょう。超頑固。
戊辰のイメージ
天干:戊
陰陽五行:陽土
象徴:葉や枝が繁茂する様、大きな山
地支:辰
陰陽五行:陽土
象徴:活発な動き、河口の土
<イメージ>
活火山のイメージです。表面上は静かに構えていても内面には膨大なエネルギーがうねり、時が満ちれば大爆発する可能性があります。爆発するまで努力を続けること、爆発のエネルギーを上手く活かすことが、凡人と偉人の分かれ道です。
戊辰へのアドバイス
ラッキーカラー:黄色・オレンジ(茶色)、青色(緑色)
ぐいぐい前へ進みたいなら黄色、落ち着きたいなら青色がおすすめ。
開運行動:目標(目的)をきちんと決めてから行動する
徳川家康のように幼少~若いころはパッとしなくても努力を惜しまず耐え抜けば、ここぞというときに運が巡ってきます。それをつかめるかどうか。
「なんか上手くいってないな」「ツイてないな」と感じているならこれらをちょっと意識して取り入れてみてください。
そもそも「干支」ってなに?⇒「干支」という言葉を知っていますか?六十花甲子とは?
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