あなたは何か新しいことを始めるとき、すんなり行動に移すことはできますか?
「~だったらどうしよう…」「~はどうなるんだろう…」
未来への不安や現在の悩みで、ぐるぐる考えすぎてはいませんか?
旅人タロット占い師 ユウカ です。
今回の「メタ認知」は、この「ぐるぐる考えすぎる」を減らすための能力です。
その能力を高めるために、わたしが紹介する実践方法は1つだけです。
ちょっとモノの見方を変えるだけで、自分に必要な行動がわかるようになるんですよ。
メタ認知とは? わかりやすく説明して?
メタ認知をひとことで表すと「自分を客観的にみること」です。
メタとは「高次の…」という意味です。つまり、高い位置にいる状態ですね。
認知とは、「○○だと認めること」です。
つまり、高い位置から自分を認めること。俯瞰で見るともいいます。
鳥になった気分で空から自分を眺めるイメージです。
メタ認知とは、自分がどのようにものごとを見て、考えて、行動するのかを冷静にモニタリングすることであり、それらを自分でコントロールできる能力を「メタ認知能力」といいます。
悩みごとや心配ごとは、心身に強いストレスを与えます。
このメタ認知能力が低い人は、「どうしよう…」と悩みが多く、心配性の人が多い傾向があります。逆に、メタ認知能力が高い人は、自分の悩みに対して具体的な解決策や行動を見出しやすいので、「どうしていいかわからない~」とぐるぐる悩むことが少なくなります。
自分のメタ認知がどれくらいなのかは以下のサイトから測ることが可能です。
自己管理と統制のストレス対処能力テスト 認知行動コーピング メタ認知の心理テスト
ちなみに、わたしの診断結果は「メタ認知能力が非常に高く、自尊感情が高い」でした。つまり、悩み(ストレス)が少なく、タスク整理が得意ってことです。
もし自分が悩みごとや心配ごとを抱えやすい性格でそれにより苦しい思いをしているのであれば、メタ認知を高めることを意識してみることをおすすめします。
人間の悩みには2種類ある
人間の悩みには2種類あります。
- 自分の力で解決できるもの
- 自分の力では決できないもの
「杞憂」という慣用句がありますね。この言葉の由来を知っていますか?
杞憂とは、杞の国に住んでいた人が「空が落ちてきたらどうしよう」と常に悩んでいたことに由来して「起こり得ない状況を心配すること、取り越し苦労」という意味になりました。
実は、悩みが多い人や心配性の人は、この「空が落ちてくる」と同じような、自分ではどうにもできないことまで悩んでいる可能性があります。
たとえば、会社であなたはやむを得ず転勤することになったとします。
そのとき、もし「なんで自分は転勤になったのか」という悩みを抱いたのであれば、それは自分では解決できない悩みです。
なぜなら「転勤」は会社の方針の一部だからです。転勤を決めるのは会社であり、あなたではありません。会社は会社なりの理由であなたに転勤を頼んでいるので、あなたにはどうしようもないのです。
反対に、同じ状況で「転勤先ではどのように頑張ればいいのか」という悩みなら、それは自分で解決できる悩みです。「頑張り方」は自分の意思で決められます。仕事の内容に合わせれば、取るべき行動も明確になります。
これは愚痴にも通ずるところがありますね。
愚痴は不満から生まれます。不満は自分ではどうにもできないことに対して生まれます。
「なんで転勤になったのか」という悩みの枕詞は「本当は嫌だったのに」です。
メタ認知能力が高くなると、悩みだけではなく、おのずと愚痴も少なくなっていきますよ。
メタ認知を高めて悩みを減らす考え方
メタ認知能力を高めるには「自分を客観的にみる能力」を身につけなければなりません。とはいえ、言葉でいうのは簡単ですが、実際にどうすれば身につくのでしょうか。
わたしが紹介する「メタ認知能力を上げる方法」は一つだけです。
自分が悩んだときに、悩みを抱えているのが友達だとしたら、あなたはその友達になんてアドバイスをする? という考え方です。
友達が「〇〇で悩んでるんだけど、どうしたらいいかなぁ」と言ってきたと想定するんです。
たったこれだけで自分であれこれ悩んでいたときよりも、問題がグッとクリアになります。
人は自分のことになるとよくわからなくなってしまいますが、友達からの相談だと思えば「こうしてみたら?」とアドバイスが送れるようになるのです。
このアドバイスは、そのままこの問題への解決策になります。
もし、とっさに気の利いたアドバイスが出てこなくても、大事な友達が悩んでいると思えば、この人を楽にするにはどうすればいいかを一生懸命考えるはずです。
そうすれば、ただ「どうしよう」と悩んでいるときよりも、解決するための道筋が見つかりやすくなりますよ。
ユウカのメール相談で得られるものは?
しかし一つ重要なのは、メタ認知能力が低いからダメ、高いから良いということではないということです。
メタ認知能力には個人差があります。
メタ認知の高低は、ただ客観的にものごとをとらえるのが、得意か不得意か、それだけです。
誰にでも得手、不得手がありますよね。
もし、上記の考え方をしてみたけど「自分はなんだかメタ認知が苦手みたいだ」と思う人は、わざわざ自分の中に客観性を探さずに、初めから他人に相談すればいいんです。
他人からの視線は、紛うことなき客観的視線です。
というわけで、ユウカのメール相談では、わたしという他人の、紛うことなき客観性からお悩みやご相談に回答します。
わたしのセッションでは、一方的なメッセージではなく、相談者さまの「自分自身がどうしたいか」「そこからどう動けば希望通りになるのか」を、メールでやり取りしながら丁寧に読み解いていきます。
そのため、相談者さまは最終的に自分自身で、必要な行動や、やるべきことに気が付くことができます。
わたしは、相談者さまのごちゃごちゃした思考整理のお手伝いと、旅行で得た常識にしばられない考えと客観的視線で、背中を押すアドバイスをお送りさせていただきます。
悩みごとを解決したい方は、ぜひ「客観的視点」を利用してください。
読んでくれてありがとうございました。
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「他人を自分のこと」のように思う
— ユウカ@旅人タロット占い師 (@enjoyabletarot) 2019年4月10日
より、「自分を他人のこと」のように思う方が難しい。
心配性や悩みごとが多い人は、自分を他人のことみたいに見られるようになるといいね。
自分の悩みを「友だちの悩み」だと想定してみて。これだけでも解決策は結構見えてくるよ。
ユウカの好きなことや旅の思い出、
伝えたいことなどを毎日つぶやいています(*´▽`*)