有伽堂きりんの算命学ブログ

算命学鑑定・算命学にまつわるあれこれを中心に綴っています

逆境に強い人になるための5つの方法と一人旅のすすめ

どうしよう……もう人生終わった…、どうせ自分には無理なんだ…

そう卑屈になってしまうときがあります。逆境の中にいるときです。

 

旅人タロット占い師 ユウカ です。

残念ながら、逆境は生きていくうえで誰にでも訪れる境遇です。誰もが自ら望んで、苦しい境地へ追い込まれているわけではありません。

 

しかし、同じような状況に陥っても、そこで心が折れてしまう人と、そこからさらに頑張って成果をあげられる人がいます。

この違い何なのでしょうか?

 

そこで今回は、今まさに逆境の中にいる、もしくは逆境に立ち向かおうとする人へどうすれば逆境に強い人になれるのか、その方法をご紹介します。

  

 

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▲ラオス・クワンシーの滝

 

逆境とは?

努力しているのに予定通りに物事が進まないとき、一生懸命頑張っているのにトラブルに見舞われて押しつぶされそうなとき、あたかも大きな壁に目の前の道をふさがれてしまったように感じますよね。

 

辞書で「逆境」を調べてみると、「苦労の多い境遇であり、不運な境遇」と書いてあります。「苦労」とは「精神的、肉体的に力を尽くし、苦しい思いをすること」です。

 

つまり、逆境とは苦しいものなのです、しかし人間の歴史をみれば、逆境が大いなる成功の糧になってきたこともまた事実です。というか、もし歴史の偉人たちが逆境に立たされなければ、今日の発展はあり得ないといっても差し支えありません。

 

なにごとも、誰しも、永遠に順風満帆なわけにはいきませんよね。

逆境を生かし、自分の成長へとつなげることができたら、個人として、世界の一部として、更なる飛躍的な進化を遂げられるでしょう。

 

逆境に強くなるための方法5つ

この5つを習慣化できれば、あなたはピンチをチャンスに変えられる人になれます。ただし、急に全部を試みる必要はありません。ぜひ自分ができそうなものから1~2個ずつ習慣化してみてくださいね。

 

1.ありのままを受け入れる

逆境に弱い人はつらい状況に陥ったとき、「どうして自分ばっかり…」や「なんて自分はできないやつなんだ!」と、苦しい・悲しいという感情だけにフォーカスがあたり、短所ばかりに注目してしまいがちです。

 

一方で、逆境に強い人は、自分をただ「ありのまま」に把握できる人、受け入れることができる人です。

 

人には、いい加減さや几帳面さ、外交的な一面や内向的な一面、喜怒哀楽、さまざまな顔があります。本来その一つ一つに、正しいも間違いもありません。

ありのままを受け入れることは、良い悪いの判断抜きで、単純に「これが私」「これも私」と思うだけでいいのです。

 

2.リストを作る

人生には、常に不安がつきまといます。逆境に立たされればなおさら「この先どうなるのか」と不安になってしまいますよね。

 

そして、この不安は、ものごとを漠然と、曖昧にとらえていればいるほど大きくなりやすいです。

 

だから、不安な気持ちを抑え、逆境を乗り越えるためには「やるべきことを徹底的に具体化し、対策を考え、行動する」というステップを繰り返す必要があります。

 

まず、自分がやるべきことを具体化するために、いわゆる「やることリスト」を作成します。作り方は、必要な作業や無くなればいいのになどの感情を、思いつくままにすべて書き出します。

 

もうこれ以上はない! まで紙に書いたら、それらに点数をつけていきます。ランキングにするのもおすすめです。一番不安に感じているものを頂点にして順番に点数をつけていきます。

 

つぎに、一番低い点数のものから、どうしたらこの問題が解決するのかを考えます。連絡はメールなのか電話なのか、期日はいつか、自分の力だけで何とかなるものなのか、誰かに協力してもらわないといけないのか、この問題の解決策を紙に書き出し、これもリスト化します。

 

ここまでできたら、あとは淡々とリストの点数が一番低いものから行動に移すだけです。この「淡々と」がポイントです。「必要だからやる」これだけでいいんです。

 

3.自分ができることに集中する

逆境に強い人の特徴として「現実的楽観主義者」があげられます。これは何かというと「リアリスト(現実主義)」と「オプティミスト(楽観主義)」を兼ね備え、「ものごとを現実的に見ながらも前向きな可能性を見出せる人」のことです。

 

はい、よくわかりませんね!!

 

逆境に強い人は、まず起きた出来事のどこが問題なのかを確認します。そしてその問題が、自分で解決可能か不可能かを見極めるのです。そこから解決可能な問題のみに集中して徹底的に目を向け、向き合い、いち早く解決していきます。これがリアリストの部分です。

 

反対に、逆境に強い人は、自分で解決不可能なものに関しては、速やかに目をそらします。サッサとあきらめて放棄します。だって自分ではどうしようもないのだから、余計な時間は使いません。これがオプティミストの部分です。

 

現実だけを見てしまうと、やることがありすぎて、難しくてできないという判断になってしまいます。でも楽観的過ぎると、なんとかなるだろう、誰かがやるだろうと後回しにしたり、責任を転嫁してしまいます。

 

自分で解決できる現実的な部分のみ対処法を考え、自分に関係ない部分は楽観視する、そんな風に割り切れる能力が、逆境を乗り越えるためには必要になります。

 

4.完璧主義をやめる

心が折れやすい人は、完璧主義という特徴があげられます。

完璧主義の人は、なにごとも0か100か、白か黒かという両極端な判断をくだす傾向があります。そのため「どっちつかず」という状況になったときに、どうしていいかわからなくなり、ストレスを抱えてしまうんですね。

 

しかし、世の中は白黒ではなく「グレー」の部分で成り立っています。なにごともいい面と悪い面の両方を持ち合わせているものです。もともと100点満点ではありません。

 

どんなに成功したものの中にも改善点はあります。反対に、どんな失敗の中にも必ず良かった点はあります。この白の中に黒を見出す力、グレーを受け入れる能力を「心理学的柔軟性」といいます。

 

逆境に強い人になるには、完璧主義ではなく改善主義を目指しましょう

 

5.最後は笑ったもん勝ち

逆境とは苦しいものです。

さて、逆境にいるとき、あなたはどんな顔をしているでしょうか?

 

間違いなく明るい顔はしていないですよね。しかし、逆境にいるときこそ「笑う」という行為が必要です。「わははは!!」と声に出してもいい、「にやり」と不敵な笑みでもいい、無理やりにでも口角を上げて笑うことが、逆境に強くなるための重要なポイントになります

 

逆境に中でも、笑いがある人には余裕が生まれます。笑いには人間の精神や肉体の緊張状態を緩和する効果があるからです。

 

また、表情と感情は連動しています。笑い顔というのは、ポジティブな感情のときに現れる表情です。つまり、疑似的にでも調子のいいときの表情を作ることで、心も調子がいいと脳が勘違いをするんですね。それが余裕につながっていきます。

 

笑いは「想定外のズレ」に反応して起こります。一方で、逆境も「想定外のズレ」ですよね。「こんなことが起こってしまった(泣)」ではなく「こんなことが起こってしまった(笑)」と笑い飛ばしましょう。

 

このズレを面白がる、楽しむくらいの気持ちが持てるようになったら、あなたはスーパー逆境に強い人です!!

 

わたしが逆境に強くなれた理由は旅行

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▲ラオス・ルアンパバーンの托鉢

 

わたしの逆境への対応力は、バックパッカー経験によって培われたといっても過言ではありません。

 

旅中に一番焦ったのは、ラオスのATMでお金を引き出そうとしたら、キャッシュカードが吸い込まれたまま出てこなくなったことです。結果としては無事カードは戻ってきたので、事なきを得たのですが、あのときは、ガチ焦りました!!  お金がおろせなければ、そこで旅は強制終了なうえに、自分の全財産が入っていたわけで……

 

わたしがATMにカードが吸い込まれたとき、まずどうしたかというと、ATMの真向かいに露店を出していたおばさんに、身振り手振りでカードがなくなったことを伝えて、おおもとの銀行の連絡先を聞きました。

 

そのおばさんは、わたしがお金をおろそうとした日は土曜日で、銀行が休みだったためATMが使えない日だったこと、月曜日になると銀行の担当者が、ATM内のお金や忘れ物などを取りにきて銀行に持って帰るから、吸い込まれたカードもその銀行で預かることになっていること、だから月曜日になってかららこの銀行に行くこと、そして銀行の住所を教えてくれました。

 

さて、カードを無くしたのは土曜日の昼で、銀行の営業が月曜日です。この間をどうやって過ごすのか…… 

 

はい、わたしは普通に遊びたおしました!

だって、どうせ銀行がやってないならわたしにできることはありません。それならば、せっかく来たのに遊ばないのはもったいないです。宿で不安に駆られながらウジウジ過ごしたところで状況は改善されないのですから。

そのときのわたしにできることは、所持しているお金でラオスを楽しむことです。

 

そうしてわたしは土日を満喫し、月曜におばさんに教えてもらった銀行へ行き、受付のお姉さんから、普通にカードを返してもらいました。身分証としてパスポートを出しただけで、何の書類も書いていないし、預金金額にも問題ありませんでした。

 

あとから思い返せば、わたしは「カードを吸い込まれてあわや旅行が強制終了」という逆境の中で、「月曜に銀行に行ってみる」という現実的な対策を立てて、「月曜まではどうしようもできない」というありのままの事実を楽観的に受け止め、「できるかぎりラオスを楽しむ」ことで笑いを手に入れました。

我ながら逆境に陥ったときの対処としては、最高だったんじゃないかしら(*´ω`*)

 

わたしも旅行を始めた初期の段階では、なにかトラブルがあれば不安に思っていました。でも、バックパッカー中は逆境なんて数えきれないくらい起こります。なんせ言葉もろくにわからない外国で一人ですから。日本と違って電車もバスも時間通りに来やしないし(笑)

 

一人旅ではなにか起こるたびに都度、自分で対処するしかなく、それを繰り返していれば、イヤでもそのうち逆境に慣れてきます!

もはやそんなトラブルも旅の醍醐味だと思って、楽しむという境地にまでたどり着きました。

 

なのでみなさん、逆境に強くなりたいなら、外国への一人旅がおすすめですよ!!

 

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▲メコン川の夕日・ラオス

あなたが逆境に強くなるために、占い師ができること

逆境とは、目の前を塞ぐ大きな壁のようなものだとイメージしてみてください。向こう側に行きたくても行けない、壁の向こうに行くには壁を壊すしかない、という状況です。

 

その状況の中で、単純に「大きな壁」という認識では、「なにこれー?」「どうしていいかわからないよー」と不安が膨らむだけです。

 

しかし、壁の素材は何か、大きさは何メートルなのか、壁のどこかに穴がないか、厚みが薄いところはないかなどなど、壁についての知識や弱点が具体化されれば「壁の壊し方」がわかってきますよね。

 

壁が土でできているなら水をかければ壊せるし、コンクリートならハンマーで叩き壊せます。壊すときは、一番効果的な場所を見つけ、そこに全力で打撃をくらわしていきます。あとはただその場所に穴をあけることに集中するのです。

 

そのとき、気を付けなければならないポイントは「壁全部を壊さなくてもいい」ということです。本来の目的は「壁の向こう側へ行くこと」で「壁を壊すこと」ではありません。

 

つまり、壁の破壊は目的のための対策の一つにすぎず、壁の向こう側に行きたいなら、自分が通れる場所だけを壊せばいいんです。

 

占い師として、逆境に立たされているあなたにできることは、壁が何からできているのか、壁のどこを壊せばいいのか、という対策の部分を考えることです。

 

一人で考えるよりも、誰かに相談した方がより多数の意見を聞くことができ、選択肢も広がります。選択肢が増えれば、あなたができることも増えるので、より短時間で壁を壊すことが可能になるかもしれません。

 

今まさに逆境の中にいる、もしくは逆境に立ち向かおうとする人へ。

もし一人で苦しい思いをしているなら、ぜひ一度ユウカに相談してみてはいかがでしょうか?

 

また、逆境に強い人になりたいなら、一人旅がおすすめです!!

あなたの好みや思考に合わせて、旅先や旅行計画をご提案します。

 

ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!

 

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www.yuru-tarot.work