先日、SNS上でこんなコメントを拝見しました。
「情緒不安定でつらい…
もうないもしたくない…...…気圧のせいかな」
気圧のせいかい!ってツッコんでしまった。
気分がすぐれないのは「何か」のせい
不謹慎かなと思ったけれど思わず笑っちゃいました。
この発言主がどのような心持ちでこれを言ったのかはわかりません。もしかしたらすごくつらい思いをしているのかもしれないし、それならわたしの態度は失礼極まりないことです。
でも、この考えすごくいいなって思ったのです。
確かにどんな状況に陥ろうとも、誰の何のせいでもなく自分のせいです。
少なくともわたしはそういう考えでいます。しかし、本当につらいとき「何かのせい」にしてもいいんじゃないかな。
ただしそれは「何か」であって「誰か」のせいにはしないでください。そして「自分で改善できる余地がある何か」であればさらにいいかな。
とある漫画紹介
そこでこちらの漫画を思い出しました。
それはタイトルの通り、精神科に勤めるナースの視点から心の病を抱えた患者さんやその家族、それをケアする医療スタッフについて描かれています。
この中で印象に残っているのが、漫画に登場する精神科医師の言葉です。
主人公のナースが「身体の具合が悪いと心の具合も悪くなるんですね」みたいなことを言った後の精神科の先生は放った一言です。
「だいたい血行」
この主人公と同様に妙に納得してしまった!!
たしかに、落ち込み気味なときは体の循環が悪くなっている気がするし、軽く運動したりお風呂に入ったりして血行がよくなると気分がマシになる気がします。気圧の変化はどうにもできない受け身な出来事ですが、血行は自分でなんとかできる能動的なものなので、その点は気圧より有効ですね。
実際にこの先生は、往診した「自分は虚弱体質だ」と言う患者さんに軽い運動を進めています。
もし今、気分が優れない、メンタルが折れそう、やる気がでない…と感じている方がいたら、それ血行のせいです。
体が凝り固まってドロドロしているだけ。
つまり、この説が正しいかどうかではなくて、それくらい単純に捉えていたら気が楽になるよって話です。
つらいときに休むことはもちろん大切ですが、休み過ぎると次の行動が億劫になります。適度な運動を心がけていきましょう!
読んでくださりありがとうございます(*´▽`*)
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