有伽堂きりんのブログ

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もう二度と行きたくない!?スペインのトマト祭りに行った時の話

 

こちらは私の趣味の旅行の話。

もう、かれこれ5・6年ほど前の話ですが、夏が来て家の畑のトマトが実りだすと毎年思い出します…

 

スペインのトマト祭り!!ラ・トマティーナ!!

名前くらいは聞いたことがある人も多いかもしれません。数年前にテレビで紹介されてから日本人による知名度がグングン上がった、世界の変わったお祭りの一つです。

 

これから行こうかどうか迷っている方には、ぜひ行くことをオススメします!!

ただし、私はもう二度と行きたくありません!!(笑)

ただ、一生に一回行くには非常に面白いお祭りです(^^♪

毎年8月の最終水曜日に開催されています。

 

 

開催地ですが、スペインの小さな田舎町ブニョルで行われます。ブニョルには観光用の宿泊地が充実していないので、トマティーナに参加する観光客は基本的に近くの都市バレンシアに泊まります。ただ、この街自体もさほど大きい街ではないし、トマティーナの前後では宿が激込みして価格も跳ね上がります。お祭りには町の人口の2倍以上の人が参加しますが、その観光客の半分以上は日本人です。

私は、旅の道中で出会った日本人7人でバレンシア内のホテルを2部屋シェアしました。

 

トマト祭りの開催当日は水曜日ですが、前夜祭からの参加がマストです。前の日の夕方からみんなで電車に乗ってブニョルへ向かいます。この電車内も日本人ばかり。みんな仲間でおそろいのTシャツ規定たり、パーティーグッズらしきものを持ち込んでいたり、ビール片手に「トマティーナ!!」と叫ぶ人がいたりと、すごい浮かれていました。

 

前夜祭といっても特別何かあるわけでもなく、イルミネーションで飾りつけられていて、屋台でご飯食べたりお酒飲んだり、音楽が鳴ってクラブみたいになっていたり。

楽しい場所ではあるのですが、写真はほとんど残っていません。というのもスリが非常に多いのと、最終的にトマトまみれになるので手荷物はあまり持っていかない方が身のためなのです。なので私はカメラ(スマホ)を持っていきませんでした。小さいジップロックに現金数ユーロのみを仲間のセーフティポーチに入れてもらっただけ。

 

そんな楽しい夜を過ごし、お祭り本番自体も面白かったのですが、なぜわたしがもう二度と行きたくないと思っているかというと、前夜祭が終わってからお祭りが始まるまでの待ち時間が非常に長く辛いのです。

 

前夜祭でお酒飲んで遊んでる時はいいんですが、夜中3時過ぎくらいからやることがなくなり、睡魔にも襲われて普通に道で寝る形になります。わたしはそのとき生まれて初めて道路で寝ましたよ(笑) また、真夏とはいえ朝5時くらいは普通に寒くなるのに防寒着もなくて肌寒いし、当然良く眠れるわけもありません。

せっかく防寒着を持っていた友達は寝ている間にその服を盗まれていました(笑)

 

そんなこんなで夜が明けると、当日9時ごろ(このときすでに暇になってから6時間ほど経っています)、生ハムの塊をぶら下げた数mほどの棒がみんなが集まっている広場の真ん中に建てられます。

この棒をよじ登っててっぺんの生ハムを外すことが、トマティーナ開催の合図なのです。

 

でもこれがなかなか取れない。棒に石鹸が塗ってあり、ヌルヌル・ベタベタ滑って上まで登れないようになっています。ちなみに棒の名称は「パロ・ハボン(石鹸棒)」というらしいです。また、生ハム取った人はその日の英雄になれるとのこともあり、みんなあまり協力しようとはせず、俺が俺が的な感じで棒に上っている人をお互いに邪魔して滑り落ちていきます。

 

そしてこの生ハム争いに参加しないわたしたち(屈強な男たちの中に混ざる勇気はない)は、この一部始終を炎天下のクソ暑い中、観客がぎゅうぎゅう詰めのところで立ちっぱなしで見ていることになります。

この開催セレモニーは早くても数十分かかるといわれていますが、わたしが行ったときは、わたしの記憶が正しければ1時間半くらいかかったあげく、結局生ハムは落ちずに係の人が無理矢理落としました。その間もずーっと炎天下の人混みの中に立ちっぱなしです。

 

そして一応生ハムが落ちたので…トマト祭りがはじまりました。

デカいトラックにトマトが目一杯入ったものが何度も何度もやってきて、頭上からトマトをぶちまけていきます。トマトがしみて目も見えず、人混みにべちゃべちゃになってよくわからない。はぐれたら二度と会えないと思って一緒に参加していた女の子とつないだ手を絶対に離さないようにしていました。

 

町は投げられて潰されたトマトに染まり、道路にはトマトジュースが川を作っている状態です。深いところでは膝ぐらいまでつかりますし、常に足首までトマト浸しでした。途中知らないおっさんに「ハポーン」っていいながらトマトをかけられたり、押して押されてぐちゃぐちゃにされたり。目も開けられず訳が分からない中で永遠とトマトを浴びせられます。もはや何時間ぐらいこれ続くんだろうかと思うほど。

町も人もトマトでぐっちゃぐっちゃになったところでトマティーナが終了します。

お祭り終了後に仲間と合流したとき、ツレの一人だった男性はTシャツを破かれていて上裸でした(笑)

 

ほんとに地獄絵図

 

☆こちらトマティーナ前☆

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☆こちらトマティーナ後☆

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トマティーナの写真は仲間が撮ったこの2枚しかありません。

 

 

~トマティーナを楽しむためのマストアイテム~

・水着…時にはTシャツを破かれることも。

・紐靴…紐は固く結んで絶対に脱げないように。脱げたら二度と見つかりません。

・ゴーグル…私は無しで挑みましたが目が痛くなります。

その他:タオルはぐちゃぐちゃになるけど日よけくらいにはなります。カメラを持っていくなら完全防水で絶対に盗まれないように注意してください。

お祭り中は一緒に行った人たちがの行方は一切わからなくなります。数人で赴く際は、お祭り終了後の集合場所をあらかじめ決めておいてください。

 

終わった後も大変です。一応簡易シャワーで体中のトマトを軽く流す場所はあるのですが、ほんとに気休め程度でそのシャワーの行列に並んでいるのもなかなか辛いです。行きと同じように電車に乗って帰るんですけども、当然まだまだトマトまみれだし、めちゃ混んでいるし寝不足もたたって、行儀悪いけど電車内の床に直座りして寝ながら帰りました。

 

ホテルに帰って当然シャワーを浴びたんですけれども、まぁ髪の毛からはシャンプーをしてもいつまでも赤いトマトクズが出てくるような状態。私は生まれて初めて耳からトマトが出てくるという体験をしました。鼻をかんでも赤いです。それからしばらくは目ヤニが赤かったり、体の思わぬところからトマトがちょっとずつ出てきたりして驚きの日々でした(笑)

また、スペインの強い日差しの下で日焼け止めも塗れない中で歩き回ったために、あちこち真っ赤に日焼けしてヒリヒリ、皮がむけたりと大変な目に遭いました。

 

 

そんなこんなで今思い返しても、スペインのトマティーナは非常に楽しいお祭りでしたよ。これは間違いない。

日本のトマト祭りに対する意識の高さ、人気ぶりも垣間見えました。

ただ、めっちゃ疲れるし、参加後の後遺症もヒドい!!

だからわたしはもう二度と行かなくてもいい!

 

余談ですが、その後訪れたポルトガルのホテルであった韓国人に「日本人はなぜトマト祭りに行くのか」と聞かれ、暗に「頭おかしいんじゃないの?」って言っているのを感じました。

そしてその韓国人の彼がトマト祭りに行かない理由は「Tシャツが1枚無駄になるから」とのこと。これがお国柄なのか。無駄になるとわかっていてそんなものにはいかないよと真面目に返されたときに、日本人のイベントへの流されやすさを思いました。

 

というわけで、もし夏休みに海外旅行を予定されているならスペインのトマト祭りに参加してみてはいかがでしょうか?

日本のお祭りにはない雑さと意味不明さと疲労感を楽しむことができますよ!!

 

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました('ω')ノ

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