今回は「人見知り」についてのお話です。
ゲッターズ飯田さんの【縁のつかみ方】という本を読んで「確かにそうだな」と思ったことがあるので紹介します。
あなたは人見知りですか?
わたしの感覚だと世の中の7割くらいの人がイエスと答えるのではないでしょうか。
程度や認識が違えど大半の人は自分のことを「人見知り」と思っているように感じます。
「人見知り」を辞書で引いてみると……
ひとみしり【人見知り】
( 名 ) スル
子供などが見慣れない人に対して不安を感じたり、恥ずかしがったりすること。
BY大辞林第三版
この通り、人見知りは本来子供に使われる言葉のようです。
そして、ゲッターズ飯田さんの著書の中から抜粋したお話。
身につまされるお話ですよ(。-_-。)
大人の「人見知り」はウソ!
占いで何かアドバイスすると、よくこのセリフが返ってきます。
「私、人見知りなんです」
(中略)
「自分が初対面なら、相手も初対面ですから、条件は一緒ですよ」
そう伝えるとまたしてもこんな反応が。
「でも、過去に無視されたことがあって…」
出た!たった1回か2回の出来事で、「私はダメなんです」って言う人。
「イヤな顔されたから…」
「昔、いじめられてたことがあって…」
今回の人は、その人とは違う人でしょう?なぜ、過去のイヤな出来事をいつまでも大事に抱えているのでしょう?
(中略)
こんなわがままで子どもみたいな大人に、いちいち気を使わなきゃいけないなんて、イヤですよ。
対等な人間関係を望む優しい人は疲れてしまい、静かに離れていくでしょう。
(中略)
もともとは、子どもに対して使う言葉なんです。
だから大人になって「人見知り」と主張する人は、人見知りではありません。
子どもなだけです。
本物の子どもはかわいいけれど、子どもみたいな大人は、迷惑なだけです。
「できない、できない」と言うだけで、やろうともしていない、子どもよりタチの悪い大人。
これが人見知りの正体です。
「人見知り」と言えば優しくしてもらえると思うな!
厳しい!!でも納得。
5万人を占ってきたゲッターズ飯田さんが言うには、占いに来る人の大半の人の悩みは人間関係だそうです。恋愛も仕事も友人関係も全てひっくるめて人間関係になります。そしてそのうちの何万人もの人が自分のことを人見知りって言っているらしいです。
ということは、わたしの冒頭の感覚も間違いではなさそう…
そして、人見知りだから他人とコミュニケーションが取れないと言う方へもお言葉があります。
「コミュニケーション下手な人」の特徴
コミュニケーションが上手な人と、下手な人の違いって何だと思いますか?
では、まず最初に、コミュニケーション下手な人の特徴をお伝えしましょう。
自分のことしか考えていない。
これです。
(中略)
つまり、コミニケーション下手な人には、どこか自分本位なところがあるんです。そして人は、相手のことを考えてくれる人が好きなんです。
もちろん、みんな自分のことがかわいいんですよ。自分が大事です。
でも、この世界は、人との関わりで成り立っています。
(中略)
先ほど、人見知りの話でこう言いました。
「自分が初対面なら、相手も初対面」
同じことです。
人は自分のことが大事。相手だって同じ。生きると言う事は、人との関わりを持つこと。それは、相手のことを考えること。
自分のことばかり考えるのをやめて、まずはあなたから「相手に与えること」を初めてみてはいかがでしょう。
こちらも厳しい!!でも納得。
わたしは、人見知りには初対面で緊張して何を話せばいいかわからなくなる「だんまりさん」と、緊張して沈黙が怖くてなんでもいいから話しちゃう「ペラペラさん」の2パターンあると思っていまして、わたしは完全にペラペラさんです。多少の緊張に加えて、コミュニケーションの基本は話すことだと思っているので、ついペラペラしゃべっちゃいます。
ただ、たまに何を話しても全然乗ってこない人っていますよね…
何の話を振っても広がらない人…
いや、確かにわたしの話がつまらないこともあるだろうし、話すのが嫌いな人もいるでしょう!でも、正直、正直な話ね、大人ならもう少し歩み寄ってくれてもいいじゃないかと思っている!!
初対面は苦手?人と話すのは緊張する?
気持ちはわかる!
だんまりさんからするとペラペラさんは、もしかしたら人見知りではないと思っているかもしれませんが、そんなことありませんよ。
まさに、初対面というシチュエーションにペラペラさんも緊張しています!!
ただ、わたしもついしゃべりすぎちゃうことがあるので、だんまりさんへの考慮を気を付けたいと思います。
人見知りで他人とコミュニケーションを取るのが苦手と感じる人はいますね。もしかしたらそれは誰でも持っている性質かもしれません。
しかし、どんなに望んでも、自分ひとりでは社会は成り立たないし、周りから他人は消えません。
「苦手だからコミュニケーションできない」だけではなく「できることは何?」や「これならできそう」と思えるところからコミュニケーション力を高めていきましょう。
「得意じゃないけど、大げさ目にリアクション取ってみよう」とか「とりあえず相手が聞いてきた質問に答えて、あなたはどう?とそのまま同じ質問してみよう」とか、なんでもいいです。できるところから。
だって、他人と関わらないといけない運命なら、コミュニケーション力があった方が絶対人生は楽しいです。
▼自分の性質を知ると自分に合ったコミュニケーション方法がわかるかも
▼人見知りさん向けメール占いもあります
▼参考文献