なにかの選択に迷ったとき、みなさんはどのような基準で選んでいますか?
今回は「選択」についてのお話です。決して「占いに頼ればいい」というアホみたいなすすめではないのでご安心を!
人生の岐路に立つ
人生は数多の選択によって成り立っています。
一説によると人間は朝起きたところから1日に70個ほどの選択をしているそうです。そしてそんな日常のあらゆる選択の中で、ときおり「分岐点」と呼べるような選択に迫られることがあります。その岐路に立ってそのまま進むかどうか悩んだり、どっちに行こうか迷ったり……
では、選択に迷ったとき我々はなにを基準に選んでいけばいいのでしょうか?
よくある基準は「正しい方」を選ぶというものです。
みんなできれば失敗したくないし、正しい方を選びたい。
しかしここでは「正しいかどうか」で選択することはおすすめしていません。なぜなら完璧な人間はいないし、未来がどうなるかは誰にもわからないので、実際100%正しい選択をするのは初めから到底無理なことなのです。だから「正しさ」を基準にしているとあとあと確実に自分が苦しくなっていきます。
そこで「正しい方」以外の基準をひとつご紹介、 選択に迫られたら「後悔しない方」を選ぶようにしてください。
選択に迷ったときはタロット占いを味方にする
わたしはタロット占い師なので、選択に迷うときには、タロットに聞くのも有効だと思っています。ただし、ただタロットに聞けばいいというものではありません。
わたし流の二者択一占いをご紹介します。
1.タロット占いを手がかりに、自分の本心を知る
「AとBどっちがいい?」ではなく、「AとBではそれぞれどうなるか?」をみて、それぞれに起こりうる少し先の未来を占います。
したがって、Aの方がいいよ! ということを答えるわけではありません。
あくまで最終的に決めるのはあなたですよ。というスタンスです。
回答例:
*Aではこんな感じで、Bではこんな感じだけど、あなたはこの結果をみてどう感じていますか?
*○○(条件)を重視するならA、△△を重視するならBがいいと思いますが、どれが好きですか?
*あなたの中ではすでにA押しだけど、Bを迷う理由はなんですか?
という具合にカード展開をみて、さらに意識を掘り下げ、状況を整理して、本心を探っていきます。
メリット:こっちを選んだらどうなるだろうという不安を減らせる。自分の本当の望みを発見できる。自分で納得して選べる。
デメリット:なし。
2.判断をタロット占いの結果に丸投げする
とことん悩み抜いて、それでもどうしていいかわからない場合には、いっそタロットが示した結果に丸投げしちゃおう! という考え方です。
ただし、本当に悩み抜いた人だけに有効な方法です。もう本当にどっちでもいいよ! という覚悟がある方だけにお使いします。
正直、今までこの方法が当てはまった人は1人だけです。基本的にはお客さまとのやり取りの中でなにかしらの選択のヒントを見つけて1のやり方で占います。
回答例:
AとBならAがいいです!!
AとBならBがいいです!!
メリット:選択の道しるべになる。決断の背中を押される。覚悟が決まる。自分で納得して選べる。
デメリット:「自分が、タロットに決めてもらうと決めた」という覚悟がないと、出た結果が受け入れにくくなる。選んだ結果がうまくいかなかったときに、他人のせいにしやすい。
わたしの二者択一タロット占いはこの2パターンで行います。しかし、占い中にこれは二者択一ではないなと思ったら、違うスプレッド(カードの並べ方)を使用します。
どちらにしろ「自分で納得して選ぶ」というのが大切です。納得して選んだものは、どのような結果になっても受け入れられます。結果を受け止められたら、またつぎのステージにレベルアップできますよ。
もし、あのとき違う方を選んでいたら…と思うことがあるならば、その選択は自分が本当には納得していなかったのです。
納得できていない選択は、後悔に変わります。
とはいえ、自分がどうしたら納得のいく選択ができるのかを、自分で見つけることはなかなか難しいことです。自分のことは自分が一番わかってると思いがちですが、自分のことを正確に把握することは意外と難しいことなのです。
そのため、人に相談するということは、自分を見つめるための良きツールです。もし今、選択に迷うことがあるならば、ぜひそのモヤモヤをわたしに相談してください。
いや、いや、大事な選択を占いに頼るなんて……という方へ。
選択肢を冷静に判断するためのポイント
1.心身が健康であること
冷静な選択をするためには、健康であることが不可欠です。
睡眠不足、ストレス、忙しい、イライラ、悲しい、辛い、ケガ、病気、などなど
心身が不健康な状態だと、人間の判断力は非常に鈍ります。
時間に追われている場合は、充分に思考を巡らす時間が取れません。過度に感情がたかぶっている状態では、その感情に寄った方を選択します。そもそもケガや病気になれば行動が制限されてしまいます。
もし、今自分が不健康な状態にあるならば、まずは「自分が健康でいられる方」を選びましょう。
ただし、不健康過ぎると、自分が不健康だという判断もつかなくなってしまうかもしれません。
2.他人の目線を気にする
なにかを始めるときには「人の目なんか気にするな!」と言われますよね?
実は、冷静な判断を下したいなら、人にどう見られているのかを意識することは有効なんです。ただし、意識するなら「心から信頼できる人」または「憧れのあの人」にしてください。
たとえば、よこしまな行動をしようとしたとき、親がみたらどう思うかを考えたら抑止力になることがあります。自分の子どもに恥じない行動を取ろうとすることもあてはまりますね。
または、篠原涼子に憧れて、いつもかっこいいな、あんな人になりたいな、と思っているとしたら、篠原涼子がしそうな行動を取ってみてください。憧れの人こそあなたの理想の人です。その人の真似することで、理想の人物像に近づくことができますよ。
3.第三者の立場から見る
他人から見たとき、自分の姿はどういう風に映るだろうかを意識します。
もっとわかりやすくすると「もし自分と同じ理由で悩んでる人がいたら、その人にどんなアドバイスをしたいか」を考えてみてください。
しかし、この第三者の立場に立って自分にアドバイスを送るというのは、案外難しいものです。なぜなら、人間は自分が一番かわいいので、自分に都合の悪いことはできるだけ見えないようにするためのフィルターがかかってしまうのです。
そこで、わざわざ他人の立場にならなくても最初から他人に意見を聞いてみればいいのです。そのための占い師やカウンセラーです。
わたしは他人の状況整理は得意としています。
なぜ迷っているのか、なぜモヤモヤするのか、順を追ってあなたの奥にある本当の願いを引き出すお手伝いをさせていただきます。
ここまで読んでくれてありがとう。
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