一説によると、人間は1日に約70個もの選択をして過ごしているんだそうです。どの服を着るかや何を食べるか、業務の優先順位を決めたり、時間配分をしたり…朝起きてから寝るまでさまざまな選択によって毎日は成り立っています。
しかし、そんな日常的な選択の中にときおり「分岐点」と呼べるような大きな選択に迫られるときが人生にはあります。そんなとき、あなたはなにを基準に自分の進む道を選ぶようにしていますか?
選択の基準は人それぞれ
どっちが楽しい? or 楽しくない?
以前、こんな記事を書きました。
わたしはこのシャロンの教え通り、何か選択する場面がやってきたら楽しいと感じる方を選ぶようにしています。
その理由は、たとえば何かを決めるとき楽しいと思った方を選ぶとします。それからしばらくするとまた選択する場面がやってきて、また楽しいと感じる方を選びます。それからさらにしばらくすると、また選択する場面がやってきてまた楽しいと感じる方を選ぶ……そんな風に決めていくと、自然と楽しい人生を送ることができるのではないかと思っているからです。
どうせなら楽しい方に賭けたいと思ってしまうんですよねー
迷ったらやる? or やらない?
やる派とやらない派のご意見は以下の通り。
「やる」派:人はできることしか迷わないんだ。迷うってことはどっちでもいいってことだからとりあえずやってみる。やらずに後悔するよりやって後悔したい。
「やらない」派:迷ってる時点で本当にやりたいことではない。時間をかけて決めたことは大抵失敗する。迷いがあるということはNOってこと。
うーん、どちらの意見も一理あるって感じかな。
みなさんはどっち派ですか?
わたしは「やる」派です。
どうしようって思ったら楽しい方を選ぶし、とりあえずやってみたいが勝ちます。
正しい方より後悔しない方を選ぼう
選択の基準は人それぞれですが、よくやってしまいがちなのが「正しい方」を選ぼうとすることです。これはおすすめしません。
なぜなら完璧な人間なんていないから。完璧じゃない人間がどんなに頑張って「正しい方」を選んでも、それが正しいかどうかなんて選ぶときにはわからないのです。
そんな不完全な正しさを基準にしていると、徐々に自分を苦しめることになってしまいます。
それよりも確実なのが「後悔しない方」を選ぶこと。後悔しない方とは「その道を進むことに納得できる方」ということです。その道が正しいかどうかは選ぶ時にはまだわかりません。でもどちらの道でも自分が納得して進むことができれば、それがどんな結果になろうとも受け止めることができます。
「死ぬ瞬間の5つの後悔」
では、人が後悔を感じるときとはどんなときなのでしょうか?
こちらは書籍なんですが、介護士である著者が患者の最期を数多く看取ってきた経験から、死の床で語られた共通する5つの後悔を記しています。
後悔1、自分に正直な人生を生きればよかった
後悔2、働きすぎなければよかった
後悔3、思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
後悔4、友人と連絡を取り続ければよかった
後悔5、もっと自分の幸せを追求すればよかった
なんだかドキッとしちゃうね。
はたして自分はどうだろうか…
この5つの後悔を回避する方法はあるの?
人間が抱く、一番最終の後悔がこの5つだとしたら、どうすればこれらを回避できるのだろう?
それは、自分に素直になることです。
これらの後悔は、本当はずっと自分の胸のうちにあったことを無視し続けた結果に起こる後悔です。
まずは、1日に70個あるといわれている選択の一つ一つを意識してみましょう。
無意識にしていた選択を意識化することで、自分がどういうものを大切にしているのかがわかるようになります。
自分にとって本当に大切なものはなんだろうか。
自分は本当は何を望んでいるのだろうか。
ぜひ自分の心に素直になって、後悔のない選択をしましょう!
<追伸>
先日、この書籍を拝見して、何気なくつぶやいたこちらに、思いのほか反響をいただきまして大変驚きました。そしてたくさんの方が、わたしと同じように、この「後悔」に共感し、自分に素直になりたいを願っていることに非常に感動しました。
人間が死ぬときに抱く後悔が、以下の5つだそうです。
— 有伽堂きりん/算命学とタロット (@enjoyabletarot) 2019年4月9日
1.自分に正直な人生を生きればよかった
2.働きすぎなければよかった
3.思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
4.友人と連絡を取り続ければよかった
5.もっと自分の幸せを追求すればよかった
結論:いつも自分に素直でいよう✨
たくさんのご反響ありがとうございます。
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また、算命学ではあなたの生まれ持った性質から、自分がどこを重要視して物事を進めるタイプなのかを読み解くことができます。自分のことをもっと知りたい方に算命学はおすすめです。
▼参考文献▼